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【ポーの一族あらすじ】名作漫画ドラマ化『ストレンジャー』(主演香取慎吾)

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歴史的名作漫画『ポーの一族』

『ポーの一族』とは

「ポーの一族」は萩尾望都さんによる日本の漫画です。この作品が初めて連載されたのは1972年の『別冊少女コミック』と少々古いので、知らない人も多いかもしれませんが、「少女漫画」誌で連載していたとは言え、内容は少女に限らず大人・男性が読んでも面白いと高評価され、幅広い読者層に読まれました。

歴史的な作品です。

いくつかの短編と、いくつかの連載からなるシリーズ作品です。

1974年に発売された単行本は初版3万部が3日で完売しました。

「ポーの一族」掲載順

  1. すきとおった銀の髪(短編)
  2. ポーの村(短編)
  3. グレンスミスの日記(短編)
  4. ポーの一族
  5. メリーベルと銀のばら
  6. 小鳥の巣
  7. エヴァンズの遺書
  8. ペニー・レイン(短編)
  9. リデル・森の中(短編)
  10. ランプトンは語る(短編)
  11. ピカデリー7時(短編)
  12. ホームズの帽子(短編)
  13. 一週間(短編)
  14. エディス

4,5,6,7,14が連載です。

あらすじ

「永遠にこどもであるこどもをかきたい」という発想から生まれた作品。

吸血鬼をモチーフにした『バンパネラ』伝説を題材にした物語です。

バンパネラは人間の血、赤いバラやそのエキス以外の食べ物は基本的に摂らないとされています。技量によっては相手をバンパネラ化させずに血を吸うことや、触れるだけで生気を吸い取ることができます。

鏡には映らず、体温や呼吸、脈も無いですが、あるかのように偽装することが出来ます。

日光は苦手ではなく、弱点は銀の弾丸を撃ち込まれることと、銀の杭やとがったもので胸を貫かれること。そうされるとバンパネラは消滅してしまいます。

以上が全編を通して描かれるバンパネラの特徴です。

 

あらすじ

主人公4歳の『エドガー』は生まれたばかりの妹の『メリーベル』とともに森に捨てられ、そこで老ハンナという老婆にひろわれ、彼女の屋敷で育てられる。

ハンナの夫『キング・ポー』を筆頭とするポーの一族はバンパネラであった。

一族の一人『ポーツネル男爵』が駆け落ち相手の『シーラ』をハンナの元に連れてきた。

そこでシーラを一族に加える儀式をエドガーは目撃してしまう。

その話を決して口外しないよう妹のメリーベルを人質に取られ、大人になったらエドガーもポーの一族に加わることを約束させられてしまう。

エドガーはメリーベルを安全な遠くの地へ養女に出させる。

 

14歳になったエドガーは大人になる前になんとかするために、村人をけしかけバンパネラ狩りをさせる。しかし逆効果で、ポーの一族はエドガーをさっさとバンパネラ化して村から逃走。

ハンナは亡くなり、エドガーはポーツネルの養子となった。

 

一方、養女にだされたメリーベルも成長し、ある青年オズワルトと出会う。オズワルトの母は以前エドガー&メリーベルを乳母に殺すように命じたその人だった。

乳母は殺すことが出来ずに森に捨てたのだった。

メリーベルとオズワルトの父親は同じ、つまり異母兄弟、メリーベルはオズワルトの父親の愛人の子であった。

オズワルトの弟ユーシスとメリーベルは恋に落ちる。

ユーシスとオズワルトは兄弟だが母親の愛人の子がユーシスだった。つまり、メリーベルとは血が繋がっていない。

オズワルトもメリーベルに気持ちがあったが、血の繋がりがないユーシスに彼女を幸せにするよう誓わせる。

あるときユーシスは、自分の母親がエドガーとメリーベルを乳母に殺させようとした事実を知り、自ら命を絶とうとするが、メリーベルの様子をみにきていたエドガーにとめられ、揉み合いの末ユーシスのもっていた刃物がユーシスの首もとに刺さり絶命する。

それを見ていたオズワルトは、エドガーが弟ユーシスを殺したと誤解する。

14歳の姿のままのエドガーをみて、バンパネラだと悟りそれをメリーベルに告げてしまう。

ユーシスを殺したのが兄エドガーだと誤解していたため、今度自分に近づいてきたら兄を銀のナイフで貫く覚悟だった。

しかし実際兄を目の前にすると、会いたかった想いが溢れ、彼がバンパネラということを承知した上でオズワルトの静止も聞かずに兄エドガーについていき、自らもバンパネラとなる道を選んだ。

 

ここまでが、メリーベルと銀のばらのストーリーで、エドガーとメリーベルがポーの一族となったいきさつが描かれています。

連載順と物語上の時系列は一致しておらず、物語の順番では「メリーベルと銀のばら」「ポーの一族」「小鳥の巣」となっています。

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設定がかなり緻密で、幻想的耽美的な世界観は作品の魅力のひとつです。

漫画家『萩尾望都』さん

萩尾望都(はぎおもと)さんは1949年生まれの女性漫画家です。福岡県生まれ。

代表作には上にあげた『ポーの一族』シリーズや、『11人いる!』『トーマの心臓』などがあります。萩尾さんの作品のジャンルは多岐にわたります。

『少女漫画の神様』と称されることもあり、作品は多くの文化人著名人に評価され、文学的あるいは文学を超えている、とも言われています。

数々の名作を世に送り出しており、2012年には少女漫画家では初となる『紫綬褒章』を受賞されました。

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※『紫綬褒章』…日本国天皇の名で授与される大変名誉のある賞。年に2回発令されるもので、学術・芸術・スポーツ分野の功労者に授与されます。

 

萩尾望都さんは2歳の頃から絵を描き4歳でもう漫画を読み始めていたそうですが、教育熱心な両親により漫画を禁止されていました。

しかしやはり絵は大好きで幼稚園からはずっと絵を描いており、両親は幼い望都さんに絵の才能を見出し絵の塾に通わせていたということです。

小学生の頃は本が大好きになり、本を読みふけり、漫画を読みふけり…とにかく本漬けの子ども時代を送りました。

 

中学・高校時代には漫画家になりたいという意思があり友人とともに漫画家を目指していました。制作活動は続き高校3年で同人漫画家として活動を始めたということです。

卒業後はデザイン専門学校に入学、それからも漫画を描き続け、漫画雑誌への投稿は続きました。

有名な漫画家の先生との出会いもある中で、縁があり講談社に持ち込みした作品で印象つけることに成功しさらに作品を提出し、それがはじめて漫画誌「なかよし」の紙面に掲載されデビューしたのでした。

 

しかし、講談社では萩尾望都さんの書きたいSFをテーマにした作品がなかなか採用されず、2年ほどが経ちました。そのときまたさらなる縁で小学館に原稿を持ち込むと、そこでのちに『少女漫画の普及を速めた功労者』と評される山本順也氏に見初められました。

萩尾望都さんが本当に書きたい作品を自由に描かせたい、という山本氏の思いのもと、萩尾さんはここから世に沢山の名作を残しました。

1996年に菅野美穂さん主演でドラマ化された『イグアナの娘』も、萩尾望都さんの作品を原作をしています。

ドラマ化で原作は生かされる?

主演は香取慎吾さん

今回のドラマ『ストレンジャー』は『ポーの一族』を原作としていますが、内容はだいぶ原作と異なるようです。

まず舞台は、日本です。あらすじはこのようになっています。

都内で、首を絞められた後に頸動脈に穴を開けられ、血が抜かれるという殺人事件が立て続けに二件起きる。

刑事の佐伯章二(萩原聖人)らは、シリアルキラーによる連続殺人事件も視野に入れながら捜査を継続する。

その頃、大きなスーツケースを抱えた男・三杉晃(香取慎吾)と謎の美少女・真理亜(中条あやみ)が深夜バスから降り立つ。

古書店の店主・前島康夫(段田安則)のもとを訪ね、“香織”という女性を迎えに来たと告げる三杉。

前島は、そう話す三杉の姿が鏡に映っていないことを指摘し「気を抜くな」と忠告する。

一見普通の人間と何ら変わらない三杉たちだったが、実はふたりには秘密が…。

彼らは歳をとらずに生き続ける不老不死、バンパネラの一族だったのだ!

 

前島の勧めで三杉はかなり古びたマンションの一室を借り、中学校で産休補助の英語教員として勤務し始める。

そして約束の夜、伊東香織(宮下かな子)を迎えに公園に向かった三杉だったが、その途中で自殺を図った女性・相沢陽子(愛原実花)を手当している間に香織が何者かに殺害されてしまう!

血は抜かれていなかったものの、香織も連続殺人事件の被害者であると推測した佐伯は捜査を開始。

香織の身辺を探るうちに、彼女が児童養護施設の出身であることがわかる。

そこで当時の様子を聞いた佐伯は、香織の「大人になったら“お兄ちゃん”が迎えに来てくれるの」という言葉が気になり…。

 

さらに、香織の言う“お兄ちゃん”が三杉のことではないかと考えた佐伯は、三杉晃という人間について、そして連続殺人事件との関連について調べ始める。

佐伯が自分たちの身辺を探っていることに勘付いた三杉は、真理亜とともに事件の真犯人を見つけ出すことに…
やがて三杉のことを調べた佐伯は、衝撃的な事実を目の当たりにする…!

もはや、『ポーの一族』を感じるのは『バンパネラ』であるというところのみなのですが、ネット上では期待の声と、原作ファンによる困惑の声が入り交じっているようです。

サブタイトルの「バケモノが事件を暴く」の部分に特に批判的な意見が見られました。

原作では、バンパネラとなったエドガーの、止まったときの中で生きることになってしまった運命と哀しさ、苦悩を描いているのにはっきりと「バケモノ」と言ってしまっているところに、批判的な意見が集まったようです。

登場人物

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出典:テレビ朝日ストレンジャー公式サイト

 

原作ファンも、原作にとらわらず新しいサスペンスミステリーとして楽しめそうではあります。

ネタバレを公開、なんてうたっているサイトもありましたが、原案と全くちがうストーリー展開のため、放送されるまでは結末はわかりません。

 

放送日は

3月27日(日)21時からです。

 

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