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【2016年リオ五輪】治安と環境は大丈夫?準備不足が著しい

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2016年オリンピック開催地 気になるリオデジャネイロの現在

※2016年7月の最新状況の記事はこちら

リオ五輪会場2016年7月の様子【間に合う?現在の治安状況や問題点】

 

 

 

2016年8月に開催されるオリンピックですが、開催地であるリオデジャネイロではオリンピックに対する熱気があまり感じられないとの報道がされています。

開催が決定されたのは2009年の出来事。

その頃は経済成長の真っただ中だったのでブラジルの経済は上り調子でオリンピックに対する姿勢も前向きなものだったのですが、開催が決定した直後、経済状況が悪化してしまったのです。

原因のひとつは、大幅な原油価格の下落です。

そのため市民は オリンピック<自身の生活 となるのも当然で、現在開催地の状況はあまり良いものとは言えないのです。

オリンピックの会場である五輪公園と市内を結ぶ地下鉄は現在もまだ工事中だと政府関係者からの報告があります。

この地下鉄というのが、リオデジャネイロでの開催を誘致するにあたり、公約していた条件の一つ。

観戦客が会場間を移動するのに地下鉄の存在が重要だったのですが、経済状況の悪化により資金繰りが間に合わず、夏までに完成が間に合わない可能性があります。そこで政府はバスでの代替輸送を考えているとのことでした。

開催地の水質汚染も著しい

人口1000万人のリオデジャネイロの生活排水の7割近くが、会場の一つであるグアナバラ湾に最終的に注ぎ込まれます。

この、グアナバラ湾の水質汚染が本当に深刻なのです。

家庭から排出されたゴミが一面に浮かび、水辺では大量の魚の死骸が浮かんでいるという、そんな状況。

開催地として決定するにあたり、水質の浄化も約束したはずなのですが未だに解決はしていません。

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ボートとカヌーの競技会場となるロドリゴ・デ・フレイタス湖などの水は大量の糞尿で汚染されているという話も。

このような状況では、選手が病気に感染する可能性も十分考えられます。

AP通信が昨年7月に公表した独自調査によると、専門家は「スプーン3杯分の水が体内に入ればウイルスに感染する危険性は99%」と指摘したとの記事もありました。

こんな会場で競技を行う選手が本当に気の毒です。

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ジカ熱感染拡大によるリオ渡航の不安

経済状況の悪化、水質汚染の問題に引き続きもう一つ気になるのはジカ熱の感染が南米で広がっているということです。

ジカ熱はデング熱と同じく蚊が媒介する感染症で、はしかに似た発熱や頭痛、発疹などの症状が1週間ほど続きます。

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症状はデング熱よりも軽症で一週間ほどで回復するといいますが、ワクチンやウイルスを退治する治療法がなく、症状を抑える対症療法が中心となります。

日本では、川崎市に住む10代の男性が2月20日までブラジルに滞在しており、帰国後の2月24日、発熱や発疹の症状を訴えて県内の医療機関を受診したところ、感染が確認されました。

感染した人の血を吸った蚊がウイルスを運びます。

日本にも生息している「ヒトスジシマカ」が媒体となる可能性がありますが、蚊の活動が盛んではないこの時期に、日本で感染が拡大する可能性はそこまで高くないということで神経質になる必要はなさそうですが、問題はリオへの渡航による感染拡大の被害です。

ジカ熱感染による小頭症の報告

各国が危機意識を強める理由の一つに、ブラジルで相次ぐ「小頭症」の子どもの報告です。

主な原因は、遺伝子の異常や、妊娠中の母親が何らかのウイルスに感染することで、

もしも母親がジカ熱に感染していたとしたら母親を通じておなかの赤ちゃんにも感染してしまうのです。

亡くなった小頭症の赤ちゃんの血液や、出産後の母親の羊水からジカウイルスが検出されているということで、世界保健機関は「関連が強く疑われる」として危機感を示しているのです。

そこで、アメリカのCDC=疾病対策センターは、現地で感染が広がるジカ熱の胎児への影響が懸念されるとして、妊娠している女性に対し渡航の取りやめを検討すべきだと呼びかけています。CDCは「感染と小頭症とを直接的に結びつけることはまだできない」とはしていますが、その可能性がないとは言えず、やはり妊娠している女性でブラジルへ渡航予定がある場合はとりやめるなどの対策を取られた方がいいと思います。

どうしてもブラジル渡航の必要がある場合は現地で蚊に刺されないようにする、などの対策をきちんとしなければなりません。

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出典:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/

リオの医療機関は相次いで休業…財源不足による経営悪化

オリンピックの開催で多くの人が滞在することになるというのに、経済状況の悪化による財源不足、職員への給与支払い遅延などが原因で少なくとも28の医療機関が全面的、または部分的に休業となったことを地方紙が発表しました。

仮にオリンピックの開催地でなかったとしても、この状況は…住民にとって最悪の状況と言わざるを得ません。

実際開催地として決定しているわけで、必然的に多くの人が流れ込みます。

そこで事故や災害があったとしても、医療機関不足で対応しきれないのではないかとの不安があります。

治安悪化への懸念

経済状態が悪くなると、失業者の増加から生活の困窮、犯罪の増加と負の連鎖となります。

治安を維持するためにも警備の増強など、資金が必要です。

その資金が足りていない状況で、十分な対策をすることも出来ない状態です。

仮に、会場や地下鉄の準備、水質汚染の改善などが間に合ったとしても、やはり不安材料が残ります。

 

以上のように、現在の状況はあまりよろしくありません。

無事開催できることと、期間中、各国から集まる選手の心身の健康を維持できる環境が整うことを祈ります。

 

 

 

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