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大地震予測は嘘?ホント?首都直下型地震に備えてすべきこと

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現在の地震予測の信憑性

2011年東関東大震災以来、多くの人が今後再び大地震が起こる可能性を考えてどのような備えをしておくべきなのか、また地震予知を信じていいのか悪いのか、誰のいうことを信じたらいいのか、迷っている人も多いと思います。

「今年の日本は大丈夫」なんて誰も断言出来ない地震大国です。

現在、多くの地震予測・予知のシステムが特許を取得しているのをご存知でしょうか。特許を取得している地震予知システムで予知された「予言」であれば、私たちは信じても平気だろう、と安心しては居ないでしょうか。

私たちは、どのような仕組みで、科学で、データで、地震が予測されているのかを知りません。そして深くまで知ろうとする人が少ないため、テレビや雑誌の大げさに取り立てた記事に、多くの人が平気で踊らされてしまいます。そして多くの人は地震が実際に起きなければ、「ああよかった」とほっとするだけで、別段『害』を受けているわけではないので、予言が外れたとしても特に文句が出ることもありません。(実際は叩かれたりする地震研究家の方もいますが)

2016年6月に大地震が来るぞ!と言われれば、言われるがままに多少の不信感はありつつも、やはり警戒してしまうものなのでしょう。

地震予知システムで特許を取得しているもの

地震予測システムで特許を取得しているものは沢山あります。J-platpatで、地震予測、などと検索すると山ほどでてきます。システムの予測が正しいか正しくないかは問題ではなく、同じ技術が世の中に知られていなければその技術は特許を取得出来てしまいます。つまり、特許を取得している予測システムが私たちにとって有益であるとは限らないのです。

わたしたちは、「特許を取得している予測システムで予測されたものなら、信憑性がありそうだ」と思ってしまいがちです。

欧米では、子どもができないため養子をもらった夫婦は、妊娠しやすい、と広く信じられている。通常、養子をもらって子どもがいないことからくる精神的ストレスがなくなるため、こうした皮肉な現象が起こるのだと考えられている。子どもを持てない悩みから解放された安らかな気分が、妊娠の成功率を高めるのだというわけである。

しかしながら、臨床的な調査によれば、養子縁組が妊娠率を高めるという事実はない。とすると、私たちにとって本当に興味深いのは、なぜ養子縁組が妊娠率を高めるかはなく、このような間違った考えをなぜそれほどに多くの人々が信じているのかということである。

出典:人間この信じやすきもの T・ギロビッチ著 まえがきより

何もないところに何かを見る ――ランダムデータの誤解

わずかなことからすべてを決める ――不完全で偏りのあるデータの誤解釈

思いこみでものごとを見る ――あいまいで一貫性のないデータのゆがんだ解釈

欲しいものが見えてしまう ――動機によってゆがめられる信念

噂を信じる ――人づての情報のもつゆがみ

みんなも賛成してくれている? ――過大視されやすい社会的承認

出典:人間この信じやすきもの T・ギロビッチ著 目次より

このように、情報が少なく事実かどうかわからない中にも自分の欲しいものを見ようとするというのが人間の脳のメカニズムなのです。つまり、大地震についての事実をよく知った上で、検証しなければならないし、私たちも安易にマスコミや雑誌の「地震予知」に踊らされてはならないと思うのです。

積雪予報ですら3割しか当たっていない

2013年以降の東京23区の積雪予報についてどのくらい的中しているのかを調べた記事があります。積雪予報は実に7割空振りしているのです。→こちら

天候を決定するのは気圧、気温、風、湿度の分布状況ですが、その変動を詳細に調べることが今の技術では可能で、それを利用し予測している「天気予報」でさえもこんな現状です。太平洋岸での地震は太平洋プレートが日本列島にぶつかって、等と解説されているのを耳にしたことがあると思います。実はそれぞれの細かな構造などまったく分かっていないのです。細部の構造やそれぞれのプレート内の亀裂の有無や、大きさ。地震はそれらの、『詳細がわからないもの同士がぶつかって起こる破壊現状』から地面が揺れるのです。細かなことがわかっていないものの予測など、はじめから難しくて当たり前なのです。

陶器の皿をコンクリート床に落とすと割れますが、壊れて何枚になるか? は誰も予測できません。現象が複雑すぎるのです。どこで、どの角度でぶつかったか、皿の内部構造が均一か、釉の厚み、融け具合などあらゆる要因が絡んでくるのです。このように破壊という現象は複雑で、しかもサンプルごとに大きく異なります。地震予知はこの破壊が原因だから手に負えないのです。

出典:安心計画株式会社HPより山本里美氏のコラム

2016年6月に首都直下型地震がくると予測されているけれど…

地震予測は、『当たればラッキー、外れてもだれも被害に合わなかったのだからよかったね』というスタンスで何十年もやってきています。そしてこれからも変わらないでしょう。現在地震予測で名の知られている教授や研究者の方々を批判するつもりは一切ありませんが、(その方たちも誇りをもってその調査研究されていることでしょう)私たちはその不確かな情報を鵜呑みにして混乱する必要はないということです。

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『警戒区域を大きく広げて、警戒期間を長くとる』

これにより、地震予測の多くが的中しているかのように感じます。今後10年間のうちに大地震が起こる、というのは予測ではなくただの『確率』であり、そんなことは誰でもいえるのです。起こる可能性はもちろんあるのですから…。

私たちも聞いたことのある『地震雲』これについても同じようなことが言えます。地震雲を見たあとに地震に遭遇した体験をした人は次に同じような雲を見たときには警戒するでしょう。しかしおなじような雲は地震が起こらなかったときにも発生しており、『地震雲っぽいものを見たが地震に遭遇しなかった』場合、その雲の存在など忘れてしまうのが人間なのです。

実際地震雲と地震発生の関連性は、あるとは言い切れないしないとも言い切れない、との見解がされています。単に、地震が起こったときは地震雲と結び付けて考えてしまいやすいように、私たちの脳が出来ているというわけです。

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地震予測に踊らされないで普段から備えておくのが賢い

2016年6月に大地震が関東地方にくる、と言われてその時期に備えてあたふたするのではなく、『いつ地震が来ても良いように備える』のが唯一の、いちばん確かな正解なのです。

地震予測で有名な方を信じきっている人は、その時期が過ぎたら「あーよかった、地震来なくて」でいいのでしょうか?そもそも地震学では日にち、場所、時間のピンポイントな予測はできないとされています。地震がいつ来てもいいように最低限の備えをしておく必要があることは確かなのです。そして私たちはありがたいことに、過去の日本の経験からどのような備えをしておけばいいのか、ある程度ヒントが与えられています。それを参考に、普段からどのようなことに気を付けて、どのような備えをすべきか考え、実行しておけばよいのだと思います。

半分勘のような地震予測を聞いて、その時期海外に逃げる人はそうそういないと思うのです。つまり、予測を聞いておきながらどうせ安全な国外に逃げるわけでもないのなら普段から現実的な備えをしておきましょう、ということです。

地震の備え どのくらいしておくべきか

被災された方、地震を経験された方のアドバイスが沢山あります。私たちはどのようなものを備えておけばいいのでしょうか?

  1. 家具転倒防止、ガラス飛散防止などをしておく
  2. 家族で地域のハザードマップ確認&災害時どのように行動するのかを話し合っておく
  3. 水1人1日3リットル×3日分以上
  4. 保存のきく食料品3日分以上→参考
  5. 1人1つの非常用持ち出しバッグ→参考

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基本はこのようになります。さらに経験者の方からのアドバイスによるプラスアルファはこちらです。

  1. 灯油や電源のいらないストーブの準備
  2. 歯ブラシ(口内の不潔はストレスがたまります)
  3. 人型寝袋(暖を取りながら動ける)
  4. ろうそく・マッチ
  5. 発泡スチロールの箱(保温にも保冷にも)
  6. ビニール袋(ゴミ袋にも、保存にも)
  7. サランラップ(食器洗いができないときに皿に張ったり何かと使える)
  8. ヒモ(荷物運搬などに便利)
  9. ウエットティッシュ(身体もふける)
  10. 自転車のカギを厳重にかける(災害時は交通マヒにより自転車が便利で必ず盗まれるそう)

このように、並べると沢山の備えが必要であることがわかります。それでも、信憑性のない地震予知・予測に踊らされるくらいなら、いつ来ても落ち着いて対処できる状態にしておくのが賢いと思うのです。予測を信じるのはその人の勝手なので、警戒していなかった時期・地域に大地震が来てもその研究者・研究機関を責めることなど出来ませんし、意味がないのです。

地震対策まとめ

普段から家族で、非常時の行動や連絡の取り方の確認をしておくことが大切です。食料の備蓄も、数年経過してしまえば期限を過ぎてしまいますから、期限を確認しつつ、常備しておけるといいですね。色々な情報の中から、自分い必要な正しい情報を選び取ることが、私たちが落ち着いて行動するためには必要不可欠です。

 

 

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